[FXテクニカル分析入門]

各テクニカル分析指標の基本的な見方・使い方を掲載しています。テクニカル分析は買いサイン、売りサイン、利食い目標値、損切り水準などを分析者に示してくれます。しかし、分析結果の中には多くの騙しも存在します。騙しを減らし利益に繋がる確立の高いサインかどうかを見極める必要があります。テクニカル分析の組み合わせ、各通貨ペアでのバックテストなどでテクニカル分析の有効性を”分析”することはとても重要な作業です。

移動平均線（Moving Average）

移動平均線には
・単純移動平均線（SMA）　・指数平滑平均線（EMA）
・修正移動平均線（RMA）　・加重移動平均線（WMA）
などがあります。
移動平均線は相場の方向性などを見るためのトレンド追随型のテクニカル指標です。
また移動平均線を*サポートライン、*レジスタンスラインとして使用することも出来ます。

2本の移動平均線のクロスで相場の方向性を判断
短期と長期の2本の移動平均線を引き、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上抜ければ、
今後、値段が上がる可能性が高い(強気相場)、下抜ければ今後値段が下がる可能性が高い(弱気相場)
という見方もあります。



ゴールデンクロス/デットクロスとは

・短期移動平均線が長期移動平均線を上抜けた地点をゴールデンクロスと呼び、買いサインとなる
・短期移動平均線が長期移動平均線を下抜けた地点をデットクロス呼び、売りサインとなる

・ゴールデンクロス	・デットクロス

5日移動平均線の計算方法

単純移動平均線(SMA)	（当日終値+前日終値+2日前終値+3日前終値+4日前終値）÷5
指数平滑平均線(EMA)	前日の指数平滑平均+a（当日終値-前日の指数平滑平均） ・a（平滑化定数）=2/（ｎ+1）　・ｎには計算期間の５を使います。 *計算初日（前日の指数平滑平均がない場合）は、単純移動平均を代用します。
修正移動平均線(RMA)	（（5-1）×前日の修正移動平均+当日終値）÷5 *計算初日（前日の修正移動平均がない場合）は、単純移動平均を代用します。
加重移動平均線(WMA)	（5×当日終値+4×前日終値+3×2日前終値+2×3日前終値+1×4日前終値） ÷（5+4+3+2+1）

エクセルで移動平均線を計算

移動平均線（単純移動平均線＆指数平滑平均線）−エクセル(Excel)での計算方法
移動平均線計算エクセルシートをダウンロード

移動平均線の動きを動画で確認

• 移動平均線動画

*レジスタンス（抵抗）とはある価格を超えて価格が上がり難いみられるポイント
*サポート（支持）とはある価格以下には下がり難いとみられるポイント
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トレンド追随型指標
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