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アジア通貨危機
アジア通貨危機とは
アジア通貨危機とはアジア通貨の急激な下落現象のこと。まず、95年以降の円安ドル高でドルペッグ制・固定相場制を採用していた各国アジア通貨高を招き、自国通貨高がアジア経済を直撃、その後、97年5月にタイ国通貨であるタイバーツが大量に売られはじめた。それにより維持出来なくなったドル・ペッグ制が同年7月2日に廃止され変動相場制へ移行した。アジア通貨であるタイバーツの急落により他のアジア通貨へも波及した。日本では97年に金融危機がおき同年対ドルで110円をつけていた日本円は98年7月には147円まで下落した。アジア通貨危機は東南アジア・アジア諸国経済に大きな打撃を与えた。
アジア通貨危機関連用語
ロシア危機/ 協調介入/ ポンド危機/ ドルペッグ制/固定相場制
あ行ロシア危機/ 協調介入/ ポンド危機/ ドルペッグ制/固定相場制